自園農家が良質なお茶を直接お届けします。
緑茶(製茶)がお客様の口に入るまでの流れ
お茶が世の中へ出るには、様々な業者を経由するのが一般的です。生葉を育てる農家、生葉を蒸して、水分を整えながら揉み工程を繰り返して荒茶を作る業者、それから市場で競りが行われ、お茶問屋がブレンドや仕上げ加工を行って製茶を流通させています。
やまとう栗原園では自園・自製・自販の【一番茶】にこだわり、それらの様々な工程を一貫して行っています。皆さまへ良質なお茶をリーズナブルな価格で届けるには、これが最善の方法だと、私たちは考えています。
やまとう栗原園のお茶づくり
やまとう栗原園では茶葉本来の旨味・香りを引き出すために、肥料は有機質肥料を主体に使っています(有機質肥料だけを使用した茶園が全体の80%を占めています)。病害虫に対しては、必要最低限の防除のみを行い、自然と共存した栽培(害虫に対して天敵生物を活用するなど)を心がけています。
茶樹それぞれの特徴を見極めて最適な摘採日を狙い、丁寧に新芽を摘み取ったのち、製茶理論と作り手の経験を活かしながら、“生葉からお茶へ”と仕込んでいきます。
特別な美味しさの秘密
やまとう栗原園の茶工場は、茶畑の目の前に建てられていますので、気温の高い日でも鮮度の良い状態を保ったまま、生葉をすぐに工場へ運ぶことができます。いつでも常に、より良い状態で茶葉を製造・加工できる条件が整っています。
当園は小規模なお茶農家ですので、大手メーカーのように大量生産はできません。しかし、だからこそ茶樹の管理、摘採、仕上げ加工まで、妥協のないお茶づくりが実現出来るのです。
※当園の狭山茶・煎茶は中蒸し〜深蒸し製法です。
時代に合った変化を取り入れながら
ライフスタイルや働き方の多様化が進み、人とお茶との関係も変化し続けています。急須でお茶を淹れて愉しむ人は、年々減少しているのが現状です。
私たちは茶の文化・歴史を大切にし、それを未来へ繋げていきたいと考えています。お茶に限らず伝統を守るには、時代に合った工夫を取り入れながら、変化していくことが重要です。
お茶は単なる飲み物である以上に、現代人のライフスタイルに新たな価値を与えてくれる存在です。
私たちはこれからも“日常のお茶を愉しむ”ことをコンセプトとして、お茶の様々な愉しみ方をご提案していきます。