5月2日、狭山市内で今年の新茶の出来栄えを確認する「新茶初取引」が開催されました。

コロナ禍ということもあって、場所や拝見（お茶を審査すること）は感染対策をしながら行われ、「やぶきた」や「さやまかおり」など、全29点が出品されました（当園のお茶も出品）。拝見では、茶葉の香りやつやを確認したあと、お湯を入れて、甘みや渋みなど味のバランスを品定めします。

2021年の初取引での平均落札価格は1kgあたり約12,000円で、2年前（昨年はコロナの影響で中止）に比べると約4,000円下がりましたが、最高落札価格は、前回よりも5,000円高い38,888円となりました。例年とは雰囲気が異なりましたが、茶産地としては大切な行事のひとつです。

出品した栗原園の茶葉