秋の肥料撒き
雨の日が続いて、予定より少し遅くなりましたが、茶畑にやっと肥料をあげることが出来ました。
狭山の茶樹は、10月頃から根の活動が活発になるので、そこを狙って肥料撒きを行います。土の中で栄養が分解・吸収される日にちを逆算して施します。
1回目を撒いたら、間隔を空けて(約2週間後)2回目の肥料を施していきます。一度に過量に肥料を施すと、濃度障害を起こしてしまうことがあるからです。人も植物も“腹八分目”が良いみたいですね。
良い土壌を作るには、長い時間が必要です。有機質肥料は施しても少しずつ吸収されていきますし、土壌資材を新たに変更した場合は、3年は経過しないと効果は出てこないと云います。少しずつの積み重ねが、狭山茶の品質向上に繋がるのだと考えています。
狭山茶の美味しさの秘密
狭山茶(さやまちゃ)は、埼玉県西部(入間市、所沢市、狭山市)を中心に生産されている日本茶です。日本三大銘茶のひとつと言われ、「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす...